初めまして！！岩川です。

　『イタリア野郎アイローネ氏までの道』


〜序章〜　　　朝焼けのライジング色　「ワンウィークアケビュー」



今年３月、何年ぶりかの電車通勤にて１ヶ月を過ごす。

電車の中では本を読んでみたり、

隣の人の顔をのぞきこんでみたり、

したり顔をしてみたり

i phoneをいじくってみたり


と、悶々とした日々を重ねます。

マイカー通勤などという甘い汁をすすっていたわたくし

悶々が止まらない！！


そこで、電車からどうにかこうにか”逃げたい”という思いから、

”自転車で通勤”という道に進んでいくのでありました。




いざ後輩と自転車屋さんへ！！

そこで出会った自転車クンたちはどいつもこいつも素敵でニヒルな顔をしているではないか。

が！？選べません！！

優柔不断でしょうか？！

ベクトルが合わないともうしましょうか！？

引き付けないんです。わたくしのハートを？！

そこで、店内を見渡すと。　　　　　　


なんと！！


後輩であるフモト氏（スタッフ）を発見！なんかやってんな？？？

さっそうと華麗に自転車を購入モードに突入してるではありませんか！！！

彼はサラリと、スタイリっシュに、それにまたがりながらニヤついているのです！！



そして彼はわたしに言いました。

「僕、先に買っちゃいますよ！！岩川さん決まんないっすね〜」

その通り！！

ああ！そうです。決まらないです。

未購入のまま帰路に。

ス〜イス〜イと自転車に乗り、背中に翼の生えたフモト氏の後姿を。。天使に見えた後姿を。。

ただただ、涎を垂らしながら見つめて。。。



..........１週間後...........

フモト氏　「もう、オレ売ります！」

岩川　「なにを？？」

フモト氏　「自転車です！！」

岩川　「早くねええか？」

フモトし　「感じないんすよ。なんていうか、エンジンが付いてないと！！」

岩川　「ン？フッ？！フガ！？？」



カッコ良すぎるZe！！！

やっぱり、キミには羽が生えてるZe！！！

男だねェ！！！



こうして、フモト氏の”ワンウィークアケビュー”

朝焼けの稲妻。真っ赤なロードバイクは

オークションで値打ちがつけられ

彼（フモト氏）の生まれ故郷の北海道に里親を見つけて旅立っていったのでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


１週間の使い捨てロードバイク！！

この日からわたくしとイタリア野郎との運命のスパイラルが

爪の先ほど絡まり始めたのでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜序章〜　　完


　　
第１章に続く。。。

かもしれません。こうご期待！！

してませんね。

ではまた！！