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シリコン ノンシリコンその他

投稿日:2011/09/15

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 フモトです。

最近ゆう君のブログになりつつあります。



 今日は、ちょっとまじめなはなしです。興味のある方は


是非お付き合い下さい。




 ちょっと前から、ノンシリコンシャンプー や


ノンシリコントリートメント という言葉が雑誌や


ウェブサイトでよく見られるようになり


お客様からの質問も多くなっています。


大体が、『シリコンは髪、肌にわるいのか?』という内容のものです。が。


結論から申し上げますが、


悪いのはシリコンではなく、その量や質の問題であると言えます。


 
 まず、何のためのシリコンか。


トリートメントをする場合、まず髪の毛の内部に栄養を入れます。


それがもれないように、髪の表面をコーティングするためです。


手触りも良くなります。持ちも良くなります。


それは、ダメージにより個人差はあります。


コーティングがなければ、せっかく入った栄養素はすぐまた漏れ出てしまいます。


最低限必要なものであるということです。



 ノンシリコン を謳っていても、ノンコーティング ではない可能性があります。


コーティング剤はシリコンだけではないからです。



 そして、一番重要なのは


僕たちが、シリコンの影響でパーマやカラーがやりにくいと感じたり


痛んでいると感じたことがないということです。


うちのお店で使っているトリートメントにもシリコンは入っています。


ホームケア用を自宅で使っていただいているお客様の髪は


とても良くなりました。


施術にも何ら問題を感じません。


 
 何故、シリコンはこれほどまで問題視されるようになったのか?


一時期ヒットした市販のシャンプー剤がありました。


それにシリコンが大量に使われていて、カラーが染まらない、


パーマがかかりにくい、という事が美容業界で問題になった事があります。


僕自身は、そこまで困りませんでしたが業界紙でよく目にした記憶があります。


それが一般ファッション誌に飛び火した印象がありますが、


紙面を一見すると、シリコンってものすごい悪いイメージに思えてしまいます。



 無理な施術や、紫外線、熱によるダメージで乾燥が進み、


自らの油分でコーティングできなくなった髪の毛には


シリコンのコーティングは有効であると考えます。


ただ、シリコン自体の配合量が多すぎてしまったり、いつまでも髪の毛に残るようなものでは


髪や頭皮に悪影響を与える可能性はあります。


量と質の問題というのはこういう意味です。



 僕たちのお店で使っている物は、自分たちで使い


良いと思ったものを使っています。


パーマ液やカラー剤等、全てです。


そのため、良いものが見つかれば、積極的に入れ替えています。


トリートメントにシリコンは配合されていますが、自信を持って


おすすめできるものです。


マイナーなシャンプーを使っていますが、とても良いシャンプーです。



 何でもそうでしょうが、良いものを選ぶにはある程度の知識と経験が必要になると思います。


物や情報があふれかえっていて、選ぶ側には難しいのが現状ではないかとも思います。


無責任な情報に惑わされず、良いものを見つけられるような


お手伝いをさせていただければ、嬉しく思います。




                                          フ モ ト



 
 



 






 

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